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年金 取り崩し計算機(一定期間・確定給付)

元本(一括金)、年利、取り崩し年数を入力すると、月額または年額の支給額・総支払額・利息合計・支払回数を表示します。標準的な確定期間アニュイティの公式(住宅ローン公式の逆向き)を使用。

毎月支給額
2,639.18
年間支給額
31,670
総支給額
791,755
受取利息合計
291,755
支給回数
300

仕組み

確定期間アニュイティの数式

確定期間アニュイティは、一括金を設定年数にわたって等額の支給に変換する仕組みです。数式は住宅ローンの返済額算出と同型(向きが逆):支給額 = P × r / (1 − (1+r)⁻ⁿ)。Pが元本、rが期間あたり利率、nが期間数。

5,000万円を年利4%で25年間月次取り崩しした場合、月約26.4万円。総支給約7,910万円、受取利息約2,910万円。期間終了で元本ゼロになるよう設計されているため『期間限定』と呼ばれる — 設定期間より長く生きると残高ゼロです。

利息のみ取り崩し・4%ルールとの違い

利息のみ取り崩しは毎期の利息分だけ受取(P × r)。5,000万円・年利4%なら年200万円 — 元本は手付かずで相続や最終分配に残せる。期間アニュイティは元本も食う方式なので年額は大きい(25年で年310万円)が、終了時残高ゼロ。

4%ルールはトリニティ研究のストキャスティック・リターンモデルで、株債券ポートフォリオ30年想定。平均6-7%実質リターン前提で歴史的シーケンスのほぼ全てに耐える設計。本ツールの公式は固定利回り前提なので、確定アニュイティ商品やCDラダー試算に適している。

本ツールの用途:CDラダー、定期金利型年金商品、構造化和解金など『保証された』商品。市場運用ポートフォリオの取り崩しはモンテカルロ系ツールへ。

税・インフレ留意点

支給額は名目額(今日の貨幣単位)。実質購買力はインフレで減衰。年3%インフレなら25年後の月26.4万円は今日の約12.6万円相当。インフレ連動が必要ならTIPSラダーかCOLAライダー付きアニュイティを — どちらも開始支給額は低くなる。

課税は商品性質次第。日本の個人年金保険は『公的年金等控除』ではなく雑所得(年金受取時)課税。米国のNon-qualified annuityは取得部分のみ課税(exclusion ratio)。Qualified(IRA/401k由来)は全額課税。本計算は税引前。

利率入力は契約手数料控除後の純利率を使用。保険商品はグロス利率を表示しつつ年1-2%の手数料を引くケースが多く、実質的な保有者利率は低い。誠実な試算には純利率で。

よくある質問

終身年金との違いは?

本ツールは確定期間:設定年数で支給終了。終身年金は死亡まで(配偶者連帯なら共倒れまで)支払う商品で、保険会社が長寿リスクを負担するため期間支給より月額は低め。

期間より長生きしたら?

支給は止まる。25年確定期間アニュイティは26年目に支給終了。100歳まで生きて90歳で終了したら以後ゼロ。これが純粋な期間確定型が単独販売されにくい理由 — 多くは終身オプションと組み合わせる。

どんな利率を使うべき?

実際の確定アニュイティ契約なら手数料控除後の契約利率。CDラダーなら平均CD利回り。投資ベースの取り崩し試算には不向き — 固定リターン前提のため楽観的すぎる。市場運用ならモンテカルロ系を。

月次×12と年次計算が一致しない理由は?

月次は月次複利(複利頻度が高い分、効果的利率が異なる)。年利4%でも月次複利のほうが効果的利率が若干高く、月額×12 ≈ 年額だが完全一致はしない。

途中で元本を追加できる?

確定アニュイティ契約はアニュイタイズ後に追加できないものが多い。本ツールは単一プレミアムのモデル。柔軟な追加を扱うなら別途モデル化を。

インフレで実質価値はどうなる?

年3%なら25年後の購買力は約48%。維持したいなら2-3%COLAライダー(開始支給額は低くなる)かTIPSラダー/インフレ連動債を。

期間終了時の元本残高は?

ゼロ。公式は期間で完全に取り崩す設計(住宅ローンが完済される向きの逆)。元本残し型を望むなら利息のみ取り崩しやRMD方式を。

計算データは外部送信される?

いいえ。完全にブラウザ内で計算します。

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