温度変換 — 摂氏・華氏・ケルビン・ランキン4種同時表示
数値と元の温度単位を選ぶだけで、他の3つの単位への変換結果が即座に表示されます。SI定義に基づく厳密な換算式を使用しています。
仕組み
換算式の仕組み
本ツールは内部的にすべての単位を摂氏に揃えて計算します。華氏 ↔ 摂氏は F = C × 9/5 + 32 と C = (F − 32) × 5/9。ケルビンは絶対零度シフトのみで K = C + 273.15。ランキンは華氏に対するケルビンの位置にあり、華氏と同じ目盛り幅で絶対零度を0とした R = (C + 273.15) × 9/5 で計算します。
これらの式の定数(273.15・9/5)はSI単位系で「測定値ではなく定義」とされており、計算自体に誤差はありません。表示時の小数四捨五入のみが誤差源です。
それぞれの単位の使い分け
摂氏(℃)はアメリカを除くほぼすべての国で日常的に使われる単位です。0℃で水が凍り、海面気圧下で100℃で沸騰するという覚えやすい基準が利点です。
華氏(℉)は主にアメリカで使われる単位で、気温の感じ方を細かく表現できる利点があります。0℉は「とても寒い」、100℉は「とても暑い」とおおよそ対応します。18世紀に塩水と人体温度を基準に設計されました。
ケルビン(K)は科学の標準単位で、絶対零度を0Kとしているため負の値が出ません。物理学・化学・天文学で使われます。ランキン(°R)はヤードポンド系のケルビンで、華氏と同じ目盛り幅・絶対零度起点です。米国の熱工学・空調関係で今も使われます。
覚えておきたい温度
絶対零度: 0 K = −273.15℃ = −459.67℉。水の凝固点: 0℃ = 32℉ = 273.15 K。体温: 37℃ ≈ 98.6℉ = 310.15 K。水の沸点(海面気圧): 100℃ = 212℉ = 373.15 K。オーブン(高温): 200℃ = 392℉。地球の平均地表温度: 約15℃ = 59℉ = 288 K。
摂氏と華氏が一致する温度は −40度。両単位で同じ数値を示す唯一の点です。
よくある質問
›換算は厳密ですか?
はい。摂氏-ケルビンのオフセット(273.15)と摂氏-華氏の比率(9/5)はどちらもSI定義値です。表示時の小数四捨五入のみが誤差源です。
›ケルビンに度数記号(°)が付かないのはなぜ?
SI規約によりケルビンは度数記号なしで「300 K」と表記します。「300°K」は誤りです。
›ケルビンとランキンの違いは?
両方とも絶対零度を0とする絶対温度です。ケルビンは摂氏と同じ目盛り幅、ランキンは華氏と同じ目盛り幅です。1 K = 1.8 °R。
›摂氏と華氏が同じになる温度は?
−40度です。摂氏と華氏が同じ数値を示す唯一の点です。
›なぜ体温は37℃なの?
37℃(98.6℉)は歴史的な平均値ですが、健康な人でも1日の中で0.5℃ほど変動し、個人差もあります。最近の大規模調査では平均は36.6℃に近いとされています。
›温度差の変換にも使えますか?
注意が必要です。10℃の差は18℉の差です(32を足してはいけません)。差分の換算は ×9/5(C→F)または ×5/9(F→C)のみで、オフセットは加えません。
›科学計算に使える精度ですか?
倍精度浮動小数点で計算し、小数4桁まで表示します。化学・料理・一般的な工学計算には十分ですが、計量標準レベルではNISTの公式換算表を参照してください。
›ランキンは使われていないのに含めるのは?
アメリカの熱力学教科書や空調工学では現役で使われています。実装コストはほぼゼロで、必要な人にとっては助かるため含めています。
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